vol.18 キューブスツールDIY
このプログラムは終了しました。当日の様子はこちらでご覧ください。
種まく暮らしのプログラムの中でも特に根強いファンが多い、スツールDIY。
暮らしの中で長く使えるものを自分の手で作れることは
作る時間も楽しいし、使っていてもより愛着が湧くのでしょう。
さて、そんな人気のスツールDIY。。
新しいスツールを作るプログラムができました。
教えてくれるのは、うすき林業の後藤裕輔さん。
普段は山で木を切る会社を経営されていますが、
この種まく暮らしでは、森に連れて行ってくれたり、スツールDIYを開催してくれています。
後藤さんからのお声かけで、今回新しく作ることができるスツールがこちら。
キューブスツールです。
色の薄い方は”ペーパーコード”という紐を使って
色の濃い方は”シュロ縄”を使って編んだものです。
今回の種まく暮らしではどちらかお好きな方を当日選んでいただく予定です。
あらかじめ、後藤さんに木の枠を準備していただきますので、
みなさんの手で編んでいきましょう。
お子さまでも編めるそうですが、ある程度、力が必要とのことですので、
親子でご参加される場合は、お子さんと一緒に作ってあげてくださいね。
前回はミルクスツール、今回はキューブスツール。
また普段は別の形のスツールを販売されている後藤さん。
もともとは山に入って木を切ることが専門なのですが、
様々な椅子を作られていて、ちょっと気になって聞いてみました。
私「なんで今回はキューブスツールを作ろうと思ったのですか?」
後藤さん「やってみたかったんだよね~普通のスツールだと座面が硬いから
竹とかで柔らかく作れたら良いなというアイデアもあって。」
そして話が進むにつれて、後藤さんの想いをぽつりぽつりと語ってくれました。
臼杵ではここ数年で、市外から移住してくる人が増えてきていて
移住後の仕事として農業をしている人も多く。
その方々が作業で使うモノを、雰囲気に合うデザインで、木を使って作りたくなった。
ミルクスツールを作るきっかけも農業をされている方々との会話からだったとのこと。
身近なモノで作業に使うモノ、また暮らしのモノが作れたら良いなと。
農業をしている方だけでなくて、臼杵という場所に暮らしている人と話す中で、
自分が作ったものやワークショップで出来上がったものを
実際に暮らしの中で使っている人の姿が見えたそうです。
今回作るキューブスツールで使うペーパーコードも
昔はアメリカの方では農作業の時に使われていて、
シェーカー様式の家具にも使われているそうです。
使い心地の良い、尚且つ長く大切に使えるもの。
今の臼杵の暮らしに合っているデザインで。
ただオシャレで使い心地のよいものを作るワークショップではなく、
臼杵だからこそ出来るワークショップなんだなと。
話をしていると思わず聞き入ってしまいました。
こんなに素敵な想いが詰まった今回のキューブスツールDIY。
企画側の私たちもとても嬉しく、より楽しみになりました。
開催場所は野津町中心部のFUNNELさん。
後藤さんのスツールも普段販売されています。
また、完成したものだけでなく、ハーフDIYのキットもありますよ。
FunnelCultureMarketも同時に開催されています。
他にもいろいろとワークショップが開催されていますので、ぜひ下記をチェックしてみてくださいね。
FunnelCultureMarket同時開催!
https://www.facebook.com/Funnel-Culture-Market-1341052815983203/
■日 時 2017年10月22日(日)13:00~15:00
■場 所 Funnel(大分県臼杵市野津町大字野津市686番地)
■定 員 5名
■料 金 1人4,500円
■持 ち 物 普通の軍手
■その他
・駐車場あります
・雨天決行
・外で作業を行う予定です。ミルクスツールをお持ちの方は作業用にぜひご持参
ください。